2010/06/18

3Dスキャンカメラを使用した映像インスタレーション




NIKE STADIUM TOKYOインスタレーションの映像が公開されました。
WOW×渋谷慶一郎氏によるオリジナルでフィックスされた映像と音の作品を、
NIKE STADIUMという実空間の巨大スクリーンの中で、体験者が自由にスクラッチする、
そして、そのインタラクションによって映像と音のバリエーションを複製し続けるという事を行っています。


このスクラッチ表現はインタラクションとしてはシンプルですが、その分かなりの精度が必要とされました。(そうでないとインタラクションの醍醐味が薄れるので、、)
その為、今回は3Dスキャンカメラ(赤外線TOF方式3次元距離画像センサー)を使用して制作しました。


カメラはMESA Imagingの物を使っています。
http://www.mesa-imaging.ch/


このカメラは、赤外線を利用したTOF方式(飛行時間計測)を使って174 x 144 ポイントの明るさと距離(0 ~ 5m)を16bit(65536段階) で取得出来る機器です。
以前、年賀状プロジェクトのヒルズポストでも使用しました。
(その時はリアルタイム人物背景抜き用カメラとして使用し、HDCAMと3Dスキャンカメラ×画像差分で人物の背景をリアルタイムに抜く事を実現。)


ちなみに、つい先日リリースした、ライゾマティクスのダイト氏チームが作ったやくしまるえつこのPV作品もこのカメラですね。
aircordも一部、機材協力しました。
http://yakushimaruetsuko.com/yksmr3dscan/


そして、以前、aircord blogでもご紹介したRadioheadの"House of Cards"も同じような手法で制作しています。





まだまだ可能性があるので、aircord labでも近々映像実験してみようと思います。

Posted by aircord at 13:04| aircord production

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