2008/11/11

CNNでホログラムの生中継


元は軍用の技術だった巨大タッチスクリーンの「Magic Wall」を
テレビ番組で初めて使用したりと新しい技術を積極的に取り入れているCSS。
今回は、11月4日に放送された米大統領選関連の報道番組で
“ホログラム中継”を行い、視聴者を驚かせました。


ただ、ホログラム投影の構造を理解している人は、この映像を見た限りでは、
スタジオでの360℃ホログラム投影の実現性は難しいだろうと思ったはずです。


こんな記事もあったり。
http://www.web-tab.jp/article/5037/


GIZMODOでも、その仕組みの種明かしの記事が出ていましたので、
以下抜粋します。


被写体サイド:

・HDカメラ35台使用。被写体を円陣に囲んで狙います。

・映画「マトリックス」みたいに、カメラは1台1台別々のアングルで撮影し、全身の映像を送ります。

・これらのカメラはNYにある報道本部のカメラ複数に繋がっており、角度をシンクロしながら遠近を正しく調整。

・システムはオバマとマケインの選挙本部の野外に停めたトレーラーの中に設営しました。

・カメラ通信のメカニカルな追跡だけでなく、赤外線も使ってますよ。

・特派員は37インチのプラズマを眺めており、そこに、合成後の映像のフィードが返ってきます。髪が曲がってたりしたら、これで直せるので便利。

・コンピュータ20台でデータをムシャムシャ処理し、使える状態にします。


本部サイド:

・CNNには40台ぐらいのカメラからフィードがドッチャリ送られてきますが、使用するのは2台分だけ。

・ずらっと並んだコンピュータが被写体サイドから送られてくる情報処理後フィードを取り込んで、ウォルフ氏のサイドから流れてくる動画にメッシュします。

・というわけで、残念ながらCNNのスタジオのフロアに実際映像が"投射"され、フェイス・トゥー・フェイスで話ができているのとは、ちょいと違うようです。なので、まだ『スタートレック』みたいなところまでは行ってません。コンピュータが動画フィードをひとつに合わせて初めて、ホログラムと脚本がうま~くひとつになっている、というわけですね。


今後、ホログラムに関する技術は更に発展していくと思いますし、
イベント、テレビなどでも使用されるケースが増えていきそうですね。

Posted by aircord at 12:06| 3D

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